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偽物と本物の違いとは何か。
クローンの松坂牛や、遺伝子組み換えのコシヒカリなど、今でこそDNAなるものが現れたから問題になっているのだけれども、実際には本物と偽者の比較をするインデックスがなければ誰にも分からないのではないか。
なんでも鑑定団ですら、本物であれば有るだけ、如何にその商品に希少価値があるかが問われているだけで価格が決まってくる。
要するに、知的所有財産から見た本物とはあくまでも定性的なものであって、人に出来ないことを一番初めにやったことに対する対価であり、一番初めの成果品が本物と言う観点でもある。だから唯一一つなのだ。
BRAND商品、いわゆる老舗品が本物と言うことも、あいまいで、現在ブランド品の多くは現在東南アジアやアフリカで作られているOEM品が多い。
母国で開発されていなくても本物といい、コピー品はいくら似ていても本物とは言わない。
それでは、素材はどうだろう。
化学繊維の優等生、ナイロンを例に取ってみると、米国のカローザスと言う人が絹糸の性状を持ちながら絶対的な寿命を持って生まれた、化学の結晶とも言えるこの産物について本物と言う言葉を使えるのか。
どんなに強くても、どんなに性状が全く同じでも絹糸にはかなわないのだ。
どうも、代価品として生まれた石油化合物系には、あまりあてはまらないことが多い。
なぜなら、常に複合材として進化し続けているから、何が本物なのかの判定が付かないからなのだ。
要するに本物がないのだ。
結局は本物とは本物を本当に見抜ける人か、誰もが目で見て分かるもの意外はないのだ。
ベンチの本物感はどうだろう。
アウトテリアの100年家具の代表的商品であるメタルベンチ、メタルと言うのは鉄を意味するのだが、100年家具が鉄にこだわるっている点もある。
鉄に本物感を感じるからなのだ。
アルミがなぜ本物っぽくないのかと言うと、工業的、大量生産品であり、腐ったり錆びたりしないその上、リサイクルで生まれ変わる・・・まるでゾンビのように巧妙な形に再生するからなのだ。
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